私が娘のために大切にしたかった、あること。
こんにちは、カナコです。
子育てに正解はない。
よく聞く言葉ですよね。
正解はそれぞれの家庭にあり
それぞれの親子関係にあるものだと
私も基本的にそう思います。
けれど、ついつい誰かと比べたり
一般論に当てはめようとしてしまったりしちゃうんですよね〜〜。
娘の意思より効率を求めていた私。
娘は算数が苦手。
ホント、似てほしくない所ばっかり似るんですけど、私も数字は苦手分野....
その事もあって、小学3年生からソロバンに通わせていました。(現在6年生)
続けた甲斐あって計算はそこそこ出来るようになったのですが
昨年あたりから、算数のテストの点数が気になり始めたんです。
計算というより、文章問題や図形などの問題が間違っていることが多くなってきたんですよねー。
う〜ん…
こりゃどうしたものか…
学校で理解できないなら
家で教えてあげればいいのかもしれませんが
ハッキリ言ってそんな時間はないよ。
(ง ˙ω˙)ว
特に今は働いているママも多く、ただでさえ忙しいのに
苦手な教科なんて余計ムリだわっ！
てことで、私は3年通っていたそろばん塾を辞めさせて
学習塾に入れた方がいいかもしれないと考えました。
別に教育ママでもなんでもないですが
やっぱりテストの点数はいい方がいいに決まっとる！
と思っていたので。
しかし娘は「1級まで取りたい」と言いました。
どうやら彼女なりに、一つの目標にしていたみたいなんです。
でも、私は「3級まで持ってるなら一応内申書にも書いてくれるらしいから、もういいんじゃない？」
と言いました。
それより、苦手な文章問題や図形、分数などを塾で教えてもらった方が絶対に効率がいいと思ったんです。
つい最近まで、私は疑うことなくそう思っていて
学習塾を探そうとしていました。
その矢先の新型コロナウィルス蔓延で一時中断をしていたのですが…
ふと気付いた、何を大切にしたいのか？ってこと。
学校が休校になっている中でもソロバン塾は頑なにお休み無し。
こんな時でも自分で日程や時間を確認して文句も言わず通っている姿を見て
ふと気付いたんです。
私はもしかしたら
娘が自分で立てた目標に向かって、自分の力で達成しようとしている努力を
もしかして
もしかして
台無しにしようとしているのではないか！？と。
テストの点数を良くしたいと思うがばっかりに
娘が得ようとしている成果を奪ってしまうことになるのかもしれないと。
自ら目標を立て、それに向かって努力をし、達成をして得られる成功体験は
私はやれたっ！
私なら出来るっ！
という自信に繋がります。
そういった自己肯定感は
これから大人に向けて成長していく過程で
とてもとても大切な経験になる。
何でも自分でやり遂げる力になるわけだし。
めっちゃ大事じゃん！！
今さらながらその事に気付き
私はひとまず塾探しをやめました。
きっとソロバンをやめて学習塾に通ったとしても間違いではなかったと思いますし
それで得られるものもあったとは思います。
けれど、今、何を大切にしたいかってことなんですよね。
すると先日
そろばん塾から帰って来た娘が
「先生に、段まで取れる素質があるよって言われたよ。」
と、さり気なくやめたくないアピールをしてきました。
「じゃあ、まずは1級まで頑張ってみる？」
と聞くと
「うん！1級まで絶対とるっ！！」
と、やる気満々な感じで答えてくれました。
テストの点数は悪いより良い方がいい。
成績だって悪いより良い方がいい。
もちろんそうだけど
それ以前に大切にしたいことが私の中にはあるんだという事に
あらためて気付かされた気がします。
私は娘に、やり遂げる力、やり遂げたという成功体験、そして自信を得てほしかったんですよね。
何が正解かは、それぞれのご家庭によって違います。
それぞれの親子によっても違います。
それでいいと思います。
ただ、子供がいずれ自立する時
本当の意味で自分の足で立てるよう
母親としてサポートしていきたいなと思いました。
ちなみに1級が合格したら
全力で褒めちぎってやろうと思います。笑
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