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ママでネイリストでワーキングマザーコーチの語り

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こうあるべきとか、こうでなくてはいけないっていう価値観や固定観念はあなたの自由を奪う。

 

 

 

こんにちは、カナコです。

 

 

あなたはいつも、こうである以上こうでなくてはいけない。

 

というものに縛られていませんか?

 

 

  • 母親である以上、育児は完璧にやらなければいけない
  • 妻である以上、家事をしっかりやらなくてはいけない
  • 会社の上司または先輩である以上、部下や後輩にかっこ悪い所は見せられない
  • 期待されてる以上、裏切らないように頑張らなければいけない
  • 女である以上....こうでなければ
  • 立場がある以上....こうでなければ

 

きっとそれぞれもっと色々な”こうでなければいけない”があると思うんですが

 

強く思っている人ほど、そしてそれが多い人ほど行動や言動に自由がなくなってきてしまいます。

 

 

 

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こうあるべきなら、こういうことはしてはいけない。

という思考に繋がってくるからです。

 

”こうあるべき”の数だけ”それに背くことはしてはいけない”が、もれなく付いてくるので

 

多ければ多いほどしてはいけないことが増え、自ずと行動も言動も制限されるようになってきますよね。

 

私がまさにそうだったように。

 

そのうち、縛られるどころかがんじがらめになっちゃいます。

 

 

 

 

こうでなくてはいけない。これに縛られると何が大変なんでしょう?

 

 

まず、こうでなくてはいけないので、それに背くことをしてしまうと....

 

自分を責める。

 

私の場合、母親である以上、いつも笑顔でのびのびと子供第一で子育てをしなければいけない、というものがありました。

 

しかし、子供がまだ小さい頃、育児ノイローゼに陥っていた私がそんなことできるはずもなく

 

こうでなくてはいけないに背いたことで、ダメな母親だと自分を責めてしまいました。

 

 

この立場であるのにこんなことも出来ないのか....

 

と、思ってしまうんですね。

 

 

 

言いたいことも言えなくなる。

 

自分がこうあるべきだと思い込んでいる以上、それに背くことは言えなくなります。

 

私はサロンに勤めていた時、先輩である以上いつもしっかりしてなくてはいけないと思っていたので、後輩に愚痴も言えないし、弱音も吐けませんでした。

 

その他にも、長女として母親に心配をかけてはいけないという思いから、相談したいけど心配をかけるようなことは言えない。など。

 

これ、けっこう第一子長女あるあるじゃないですかね?笑

 

やりたいことがやれなくなるのも、これと同じです。

 

 

他人の行動や言動が許せなくなる。

 

こうでなくてはいけないというのは、自分の中でそれが正しいと思っているわけなので、それに背くのは自分だろうが他人だろうが、許せないんです。

 

 

人は努力してこそ成功を手に入れるべきだと思っていれば

大して努力してないのに成功を掴んだ人がなんかムカつく。とか

 

仕事は手を抜かず真面目にやるべきだと思っていれば

適当でいい加減に仕事をする人にイライラする。とか

 

母親は子供第一優先で行動するべきだと思っていれば

自分優先に時間やお金を使っているママ友をあまり良く思わない。とか

 

 

他人に対しても良くない感情が現れて、ストレスを感じるのです。

 

 

この様に、こうであるべきと決めつけることによって苦しめられるのは

 

他でもない自分自身なんですよね。

 

 

 

こうでなくてはいけないは、どこからくるのか?

 

それは紛れもなく、今までの経験から作られた価値観からです。

 

 

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私には弟がいて、母は弟のことをとても可愛がっていました。

だから私は子供の頃から弟には負けたくない、弟には馬鹿にされたくない。

 

そんなふうに思っていました。

そうしなければ母に認めてもらえないと思っていたんでしょう。

 

だから、社会人になってサロンで働くようになっても、年下の後輩には同じような感情を持っていたのです。

 

  • 後輩に負けたら先輩として恥ずかしい
  • 後輩に馬鹿にされるわけにはいかない
  • いつも先輩としてしっかりしていなくては

 

でなければ認めてもらえない、と。

 

そういった経験から作り上げられてきた価値観から

 

こうである以上、こうでなければいけない。が生まれてくるわけです。

 

 

 

しか〜し!!しかし!しかし!

 

 

これって本当にそうなのか???って話。

 

 

 😩???

 

 

 

 

価値観や固定観念は思い込みでできている。

 

 

まず、私の例で言うと、母は確かに弟を可愛がっていましたし、それに嫉妬することもありましたが、果たして母は私を認めていなかったのか?

 

弟より出来ていなければ、私を認めてくれなかったのか?

 

実際の所、母にそう言われたことは一度もありません。

 

 

後輩より成績が落ちた月があったとして、サロンオーナーは私を認めてくれなくなっただろうか?

 

正直これも、今考えるとそんな事はないだろうと思えます。

 

 

料理が苦手な私を、子供たちはダメな母親だと思っただろうか?

 

いや、「ママ、いつも頑張ってるね!」と言ってくれるじゃないか。

 

 

 

 

つまり、そのような思い込みは、思い込みであって事実ではない

 

ということです。

 

大事なので2回言いますが

 

思い込みは事実ではないんです。

 

 

 

自分が持っている価値観や固定観念は事実とは異なるわけです。

 

あ、3回言った。

 

 

 

 

あなたの場合はどうですか?

 

絶対にこう!と決めつけていたことが、よくよく考えてみたら.....

 

それって事実かな?

 

ということがありませんか?

 

自分の思い込みかもしれない。

 

ということがありませんか?

 

 

 

もちろんそれによってモチベーションが上がったり、維持されたり、プラスに働くのであれば良いと思うのですが

 

足枷のようになっているのであれば、ちょっと捉え方を変えてみると良いかもしれません。

 

 

 

ただ、ある意味価値観や固定観念は

 

自分を守るための防御壁みたいなものでもあるので

 

それを覆すというのはアイデンティティーの崩壊を意味しますから

 

とても怖い事だと思います。

 

私は特に、こうあるべきという固定観念というよりもはや強迫観念みたいなものにガッチリ縛られてきたので

 

それこそ、その防御壁を崩壊させるなんて今までの自分が崩壊するに等しい行為だから恐怖でしかありませんでした。

 

 

 

 

しかし、そういったものに囚われていると

 

とても窮屈に生きることになりますし、視野も非常に狭くなってしまいます。

 

 

 

逆にそれを取っ払うことができれば

 

今まで窮屈にしていた、思考、言動、行動の幅が広がり

 

自分にも他人にも寛容になれるんです。

 

 

それにその方が楽だしね。

 

 

 

 

 

じゃあ、どうやって取っ払えばいいのか?

 

というのは、またあらためてお話ししていきます。

 

 

 

まずは、思い込みは事実ではないことを知ること。

 

そして、こうでなくてはいけない

 

本当にそうなのか?と

 

疑ってみると良いかもしれません。