生殺与奪の権を他人に握らせるな。
こんにちは、カナコです。
タイトルになっている
生殺与奪の権を他人に握らせるな!
これ、今や社会現象となっている
漫画”鬼滅の刃”の登場人物のセリフなんです。
ちなみに言っているのは右下の髪が黒い人。
小中学生のお子さんをお持ちのママさんは、よく知っていらっしゃるかもしれませんね。
私がこの漫画の存在を知ったのも、お客様に教えていただいたのがきっかけです。
読んでみたら自分がハマってしまったそうで
めっちゃ面白いですよ!
と、オススメしてくださいました。
最近はいろんなお客様から鬼滅の刃の話題が上ります。
で、そのストーリーの中で
自分の弱さに負けそうになっている主人公に向かって喝を入れる為に
あるキャラクターがガツンとお説教するんです。
その時に言ったセリフなんですが
ある時、娘が
「ママ、セイサツヨダツって何?」
と、聞いてきました。
「は?セイサツがなんだって?」
生まれてこの方そんな四字熟語聞いたことありませんけど٩( ᐛ )و
分からない事はひとまずググってみる次第でございます。
せいさつ-よだつ【生殺与奪】
生かすも殺すも、与えることも奪うことも自分の思うままになること。絶対的な権力を握っていることをいう。
ほー、なるほど。
何でも自分の思い通りにできる権利というわけか。
というわけなので
この場合
「強い意思を持たず、他人まかせの生き方をしていると、いざという時に大切な物も守れなくなっちゃうよ。」
的なことをもう少し噛み砕いて娘に説明してみました。
返ってきた言葉は
「ふ〜ん。」だったけど。
リアクションの薄さっ!!!
それにしても…
子供の漫画とは言え、案外考えさせられる内容だなぁ〜と。
いつの間にか他人の決めた人生を歩んでる?
実は娘にそう言いながら、私はちょっと考え込んでしまいました。
もしかしたら
人に気を使い過ぎて疲れる人や
人にどう思われるか怖いと思う人
人の評価で自分の価値を決めてしまう人は
生殺与奪の権を他人に握らせてしまってる可能性があるのかも、と思って。
女性は特にこういう方が多い気がします。
家庭や職場、地域や学校の付き合いや役員、ママ友との関わりなど気を遣う場面も多々ありますしね。
もちろん、他人を思いやって気遣うことは大切なことです。
自分の意見とは違っても相手に合わせるということも、時には協調性という意味で必要となる場合もあります。
しかし、それがいつでも自己犠牲の上で成り立っている場合は
もしかしたら
人の為に自分の人生を生きている可能性があるかもしれません。
と、言うと
人の為になることをして何が悪いんだと思うかもしれませんが
それとはちょっと違って
人が決めた人生を生きている。
ということなんです。
- 自分の意思でこう思ったからこうする。
- 自分にはこんな想いがあるからこう言った。
- 自分はこれが良いと思ったから行動した。
ではなくて
全ては人からどう思われるか、が、あなたの生き方を決める理由になっているってことです。
それではせっかくのあなただけの人生が勿体ない気がしますよね。
うんうん、勿体ない。
繰り返しますが、社会の中で他人と関わりながら生活をする上で、協調性や適応力は必要不可欠です。
他人を思いやり、合わせることが悪いのではありませんし、むしろ重要。
ただ、いざという時に本当に大切なものを守るためには
他人が決めた人生よりも、自分が決めた人生を歩みたいと私は思います。
その為にも生殺与奪の権はいつでも自分で握っていたいと考えさせられた
とある日でした。